リストラップの導入はお早めに:プレス動作で手首が痛い人は要検討
リストラップは、ウェイトトレーニング、クロスフィット、パワーリフティングなどで手首をサポートし、重量を持ち上げる際の負担を軽減するために使用されます。手首を固定することで怪我の予防とパフォーマンス向上が期待できますが、初心者には特に適切なリストラップの選び方が重要です。
リストラップの選び方
私の経験上、リストラップはトレーニングギアの中で2番目に購入すべきアイテムです。最初は腹圧を補助するベルトが推奨されますが、重量をある程度扱うようになったらリストラップの使用を検討することをお勧めします。私のパーソナルトレーニングのクライアントにも、リストラップの使用を推奨するケースが多々あります。初心者がリストラップを選ぶ際には、以下の点を考慮してください。
- 長さと硬さ: リストラップには長さと硬さ(厚み)によって固定力が異なります。初心者には、120センチのような長くて硬いモデルはお勧めしません。これらは非常に固定力が強く、巻き慣れていないと使用時に痛みを伴うことがあります。初めてのリストラップとしては、60センチ程度の柔らかいものから始めると良いでしょう。
私の経験から
ベンチプレスなどのプレス系種目を行うようになった際、私は手首の痛みを感じるようになりました。手首が細く、痛めやすい体質のため、痛みを予防する目的でリストラップを購入しました。最初に選んだのは、Amazonで評判が良く価格の手頃なもので、入門用としては十分な性能を持っていました。この経験を生かし、クライアントには自分の体と同じように考慮し、適切なギアを選ぶことの重要性を説明しています。
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上級者モデルの注意点
上級者モデルのリストラップは非常に硬く、固定力も高いですが、慣れるまで痛みを伴うことがあります。特に硬いモデルは、巻くだけで痛みが強く、トレーニングに集中できなくなることも。手首の強さや頑丈さには個人差がありますので、自分の扱う重量や手首の条件をよく考慮した上で選ぶことが重要です。私自身、専門メーカーであるSBDの「スティフ」モデルを初めて使ったときは、その硬さに少し後悔しました。
クライアントが一定の経験を積み、より高重量に挑戦するようになった場合は、徐々に上級者モデルへの移行を検討します。しかし、その際にも一度試用してもらい、自分の手首の強さや扱う重量に合っているかを確認してから購入を薦めるようにしています。
結論
リストラップはトレーニングの効率を向上させる素晴らしいギアですが、選び方一つで使用感が大きく異なります。初心者は柔らかめの短いモデルから始め、徐々に自分に合ったものを見つけていくことが成功への鍵です。もし上級者モデルに興味がある場合は、まずは試用することをお勧めします。
パーソナルトレーニングにおいても非常に有効なギアであり、クライアント一人ひとりに合ったモデルの選定が成功への鍵となります。初心者から上級者へのスムーズな移行を支援するためにも、適切なリストラップの使用を促しています。